2016年3月16日水曜日

2016春被災地ボランティア 10日目 まとめ

被災地ボランティア 10日目
文責:宮崎大学 1年 森谷尚之

今日は、被災地ボランティア最終日でした。
出発前までカーロ福島の半澤さんにお話を聞くことが出来ました。

半澤さんは、「震災後、自分は原発事故の加害者だという意識が自分を苦しめた。」と涙ながらに話していました。
県外の人から「どうして原発の設置を福島県は認めたのか?どうして県民が原発稼働を止めなかったのか?」と言われたかららしいです。そのせいか、ある人が県外へ自主避難してアパートに借りていたら近隣の住民から福島ナンバーの車があるだけで警察に通報された事例があったらしく、そういうふうに冷たい目で見られることが差別化につながると思ったし、実際に放射能が移ることはないのになぜ、福島県民をバイキン扱いにしたのだろうかと思いました。だから、「避難しても差別しないで温かな目で迎えて欲しい。」という言葉にこれからの日本に必要な物だなと思いました。原発問題は、福島県だけの問題ではないと思います。日本各地に原発はありますし、今後、2度と同じような事故が起こらないためにもこれからの大きな課題だと痛感しました。


被災地に初めて足を運び、自分の知らない現状をたくさん目の当たりにしました。被災地に来て生で見たからこそ実感したこともたくさんありました。私は、今日で宮崎に帰りますが、この10日間で感じたことを報告会等で、震災のことをいつまでも忘れないように伝えていきたいと思います。

文責:池山奈帆
 今日は、帰る前にカーロ福島の半澤さんにお話を聞きました。これまであまり、放射能について勉強していなかったため初めはよくわからなかったと言われていました。仕事場を通して、さまざまな勉強はしてきましたが足りていなかったと言われていました。事故以降、自主的にさまざまな学習会に参加しているそうです。
震災前から育てていたしいたけが、半澤さんにはあったらしいです。震災後、何回か放射線量を測りましたが、見かたもわからず大変と話されていました。震災後、放射能の影響があるのかはわかりませんが、すごく立派なしいたけがなっていたそうです。美味しそうであったが、食べるのにはやはり抵抗があったらしいです。やはり、きちんとした知識がないのは怖いなと感じました。なので、しっかりした知識を身につけていきたいです。

 今回10日間を通して、本当にさまざまなことを学びました。実際に自分の目で見ることで知ることは多くありました。
震災直後の話は自分にとってとても貴重なお話で、それぞれの避難の仕方や、避難後の生活などを聞くことができました。福島で聞いてきた話をしっかり整理して、宮崎で多くの人に伝えていきたいなと改めて実感しました。
そして、一人でも多くの子どもたちの笑顔を守っていきたいなと思います。

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